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2016/05/23 大きい角材をMDX-540で

この時やった切削をやっと進めることが出来た。この時も書いたけれども機材を利用できる時間が週に2日、それぞれ午後と午前どちらかという状況なのでなかなかすすめることが出来ない。少しやり方を考えないといけない。

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YUKIWAの専用の台 やりやすい

まずロングネックのエンドミルに付け替える。今回は3Dスキャンしたデータをそのまま切削しようとしている。なんで気が付かなかったのかわからないけれども、切削データ→3Dプリントはものすごい簡単でも3Dプリントを前提としたデータ→切削はものすごい難しい。基本中の基本としてアンダー云々があるとして、それ以上に問題だったのが深掘り出来ないという問題だ。

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もともとは3Dプリントするためのデータ

今回ミスミからなるべく長いエンドミルを購入しているが、Φ4Flatだと最大で50mmだった。つまり、両面加工しても100mmしか削ることが出来ない。位置出しの為に端に壁ができるから全長が長くても削ることが出来ない。今回の木材は120*120*300mmなので両面加工でも削れない・・・ 4面加工をするしか無い。

そもそも、もっと本当はエンドミルを長く使える予定だった。最初なるべく長くなるように取り付けた。すると、Z軸を一番上まで上げてもエンドミルの先端が材料上面より下になってしまう。これでは削り始められないので泣く泣く短くした。すると今度はATCに収まらない。結局に段階短くなってなんだかすごい損した気分に。

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結局この長さに

切削やったことがある人からすれば本当に当たり前のことばかりなのかもしれないけれども、3Dプリンターと違って軸が当たったら機械を壊す可能性がある怖さに怯えながらあらゆることを調整していくことは意外と難しい。3Dプリンターの手軽さを改めて感じるところとなった。

Fusion360でのCAMもスライサーとは大違いと感じる。3Dプリンターのスライサーは仮にフィラメントが特殊フィラメントでもそれに合った数値を入力してスライスしてスタートするだけ。それがCAMの場合ドリルの種類を自分で選んでそれがストック(材料)とちゃんと合うかどうか見て、回転数や速度を決めたうえでちゃんと衝突しないで削りきれるかをシュミレーションで見る。3Dプリンターの時は機械がデジタルデータからものを造ってくれるという印象を受けるけれども、今回の切削は手で使う道具を機械が動かしてくれるにすぎないという印象を受ける。

この時作業の様子をツイートしていたら3DGANさんにこんなコメントを貰った。本当にそう感じた。

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ツールセンサーでゼロ点

ゼロ点を出して

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ギリギリまで面出し

少しでもドリルの長さを長くできるようギリギリまで面出しで調整した。

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ロングネック

長いエンドミルは見ているだけで怖い。ここまで長いのは本当に初めてで、通常の速度よりかなり遅く設定をした。それでも切り込んでいく瞬間はハラハラした。

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切り出し

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負荷制御のパス

やっとの思いで一番最初のデータを流し始めることが出来た。いつも思うのだけれども、この最初のスタートするまではものすごいエネルギーが必要で、一度スタートさえ出来てしまえば後は早いと思っている。とにかく最初1回め失敗するまでがなかなか難しい。

時間的な制約で仕上がりまではまだ掛かりそうだけれども、少しずつ進めていこうと思う。

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